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太陽星座山羊座が力を発揮するとき

太陽が属しているサイン(星座)の影響は、社会の中でどう振る舞うか、仕事や社会的な場面での活躍、パートナーシップに表れます。わかりやすく言うと「外に見せるエネルギー」。そんな太陽が山羊座にいる「太陽山羊座」は役割を与えられたり、人から求められたりすればするほどストイックになります。

今日はそんな太陽山羊座さんが「力を発揮するとき」を紐解いていきます。もしかしたら、今まで聞いてきた山羊座の性格とはちょっと違う一面が見れるかも知れません。

太陽山羊座が力を発揮するとき

お仕事をしていたり、学生さんであっても、はたまたプライベートな場面でも「目標」を掲げることはあるかと思います。「売上目標○○万!」「模試○評価!」「ダイエット○キロ減!」などなど。

山羊座はストイック。目標を掲げ、それを達成するために計画を立て、日々着実にコマを進める。そんなイメージがあるかも知れません。

でも実は、このイメージに違和感を持っている山羊座は少なくありません。「目標を掲げて計画を立てても3日もせずに飽きる」「日々着実にコマを進めるなんて出来てない」そう思って、山羊座の性格が書かれた記事を見ては、「自分は山羊座じゃないのかも知れない。。。」と落ち込むことも。

それは山羊座にとって大事なのが「目標」ではないからです。

なぜなら、「目標」というものは、あくまでも「目的」を遂行するための支えとなるもの。山羊座にとって大事なのは「目的遂行」であって、その道中に立てている目標、さらにその達成はぶっちゃけどうでもいいこと。

もちろん、その目標をクリアしたほうが「目的」に最速でたどり着けるのであれば、全力で獲りにいきますが、そうでないならその目標は山羊座にとって意味をなしません。

たとえば、「提出日に宿題が出す」が目的であれば、その目的が完遂されればよく、「毎日○ページ」という目標にはモチベーションが上がりません。

大事なのは「目的」。その目的遂行のために、必要な事柄をリストアップし、やるべきことを行う。それが太陽山羊座。「提出日に宿題が出す」という目的も、仮に「先生から評価され、自分の進路選択を優位に進める」という目的に影響のない事柄なら、「やらない」という選択肢さえ浮かびます。

何を成し遂げようとしているのかが明確で、それがやりがいのあるものであればあるほど、山羊座の魂は静かに燃え、リソースを全投入し、一気に駆け上がります。その目的を完遂するためになら、自分が道化になることもいといません。

逆に、目的が明確でないプロジェクトや集まりは嫌いです。だからまず、目的を明確にしようとします。

また、意に沿わない目的に向かわなければならないとき、苦痛で仕方ないのも山羊座です。それが仕事の場合、「自分が我慢すればいい」と飲み込み、立てた段取りに突き進もうとします。器用ですから、着実にやりこなしていきますが、心は無理をしていて、それが体調にも現れます。

ですが、意に沿わない目的に対し、使命感に駆られて「やらねばならぬ」「成功させねばならぬ」とビーストモードになる山羊座は、それはそれは鬼気迫るもので、自分も仲間も焼き尽くす勢いです。楽しく駆け上がる山羊座はそこには存在しません。

そして、ときに「その目的は間違っている!」と方向を正そうとする面もあります。それは特に目上の人や権力者、先生と言われる人に対しても臆することなく立ち向かいます。

ただし、自分を守るため、というよりも、そこに突き進むことで壊れる秩序や傷つく仲間の姿を想像してしまうから。普段は温厚で物静かな山羊座が、その角を振るうのは、弱きを守ろうとするとき、社会を守ろうとするときです。

だからどうか山羊座には、自分の納得できる目的に向かって、その高い能力を使って欲しいと願うばかりです。むしろその目的に出会うため、酸いも甘いもがむしゃらに経験していくのが山羊座だと思っています。だってそのすべてを糧にするから。

もし今、目の前の「目標」というものに振り回されているのなら、本質である「目的」を確認して。それこそが山羊座に力を発揮させる鍵になるから。

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